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ダイヤ文字盤のエアキングというレアモデル、ロレックス114234G

同じ114234でも、先日お伝えした通常文字盤のほうは、この3年半の間で「ほぼ変わっていない」という状況です。

ですから、4年間で8万円という上昇をしたダイヤ文字盤のほうが「きちんと動いている」ということになります。

ちなみに、通常文字盤のほうは、2017年⇒2020年という期間で値動きしていない稀有なロレックスでありますが、このダイヤ文字盤もそこまで値動きしたわけではありません。

なお、この114234G、この3年半という期間で出現した中古売出し数は20以下。この数字を見る限り、やはり中古流通が少ないモデルだといえます。

そういった意味では、114234Gは何かと「レア」な要素を持ち合わせているといえますが、認知されていないため、現時点では「隠れたレアモデル」と表現できてしまいます。

レアモデルでありながら、他のロレックスと比べて値動きしないというのもまた「レア」な現象ですが、多くの人に知られていないがゆえに大きな値動きもしないのでしょう。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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