これまで、初代オーバーシーズの3針モデルが100万円以上という水準に到達することは、筆者が調べた限りなかったといえます。そういった意味では、初代オーバーシーズの3針は、今回初めて100万円以上という中古水準を達成したといえます。
2017年以降、ノーチラスが以前に増して目立った値動きとなった一方、初代オーバーシーズの中古相場は、「2016年と変わらない」という状況が続いていました。
実際、2016年8月において、この42042黒文字盤は約66万円だったわけですが、先のように2020年夏頃でも70万円前後といった様子。つまり2016年⇒2020年という期間において、ほぼ変わっていなかったといえる側面があったのです。
そんな42042ですが、今や100万円以上という水準になっているわけですから、2020年夏⇒現在というこの数カ月間において異変が起きたといえます。
なお、この初代オーバーシーズには、クォーツモデルもありますが、そちらの価格帯を見ても、値上がりしている印象があります。
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