なお、現在この214270、ボトム価格が非常に不安定な状況となっています。
不安定といっても“上振れ”といった感覚なのですが、記事準備中にどんどんボトム価格が上昇するという現象が発生。最初は、約98万円という水準をお伝えしようとしていたのですが、1日2日といった短期間でボトム価格が100万円以上という状況になってしまったわけです。
ただ、興味深いのは、214270全体のボトム価格にあるのが「前期文字盤」という点です。
「6桁世代ならでは」というイレギュラーさを求めるのであれば、「前期」のほうがよりマッチするといえるのですが、214270としては『前期よりも後期のほうが高い』様子となっています。
こういった価格序列は、以前から同様であるため、今特に変化しなくても不自然ではないのですが、新型や5桁と、「最も似ていない」といえる214270前期文字盤の評価が、後期よりも高まっても不思議ではないと考えます。
ただ、後期文字盤を例としても、そのケースサイズは39mmであることに変わりありません。今回の新型は、4桁や5桁と同様、36mmに戻ったため、新旧問わず、39mmというケースサイズの214270は、際立った存在という印象になるかもしれません。
ちなみに、この214270、デビュー当初から、「全体的なバランスが5桁と大きく異る」といった指摘がありますが、そのような観点からすると、116000の日本限定は「5桁エクスプローラーの正常進化」といった感覚がありました。
そして、その日本限定は116000は、これまで214270よりも遥かに高い中古水準となっていたわけですが、この214270が急激に上昇した今、どのような水準かというと、115万円というボトム価格となっています。
つまり、214270の現在水準は、116000日本限定を大きく超えて超えてしまったわけで、ちょっと前では考えられないぐらい、高い価格帯となっているのです。
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