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140万円台になった、GMTマスター2 116710LN

生産終了発覚前から、現在に至るまでの116710LN水準を振り返ると以下のようになります。

  • 2018年11月 約91万円
  • 2019年3月 約127万円
  • 2019年8月 98万円
  • 2019年10月 約108万円
  • 2020年9月 約121万円
  • 2021年8月 約142万円
  • 2019年3月に一気に上昇した後、一時は「生産終了発覚前水準」に近いぐらいにまで下落。その後100万円以上、110万円台へと回復し、ようやく2020年9月に120万円台に戻ったという経緯です。

    今回の140万円台は、116710LNとしては「かなり高くなった」といえる水準であるわけですが、その一方で、「青赤よりも高い」というわけでは決して無いため、他と比べると「抜きん出てすごい」という状況ではありません。

    そういった意味では、今後「黒ベゼル」が再び「カラーベゼル」よりもレアという感覚になったならば、この140万円台という現在の水準が、将来的にどう映るのか気になるところだと思います。

    ●この記事の執筆者
    斉藤由貴生
    腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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