16623には多彩な文字盤ラインナップがありますが、文字盤色に関係なく、ABランク以上の16623の現在ボトム価格は60万円台となっています。
ちょっと前まで、16233は30万円台後半でいつでも購入可能という印象だったわけですが、それが60万円台になるというのは凄いといえます。
この16233は、かつて「ザ・ロレックス」といった存在感だったわけですから、当然中古個体数が多い傾向。それでいて、20年ぐらい前の段階から「人気があるとはいえない」状態が続いているため、値上がり難易度はかなり高いといえる存在であります。
そういったハンディがあるにも関わらず、16233は今年、50万円台⇒60万円台といった値動きをしている状態であるわけです。
値上がり難易度が高いモデルといえば、オメガのスピードマスター3510.50が真っ先に思い浮かびますが、そちらも今年に入ってから、この16233と同じく、前代未聞の値動きとなっています。
そういった意味では、今年2021年という年は、値上がり難易度が高いモデルが上昇するという事例がいくつもあるわけで、2017年、2019年上半期以上に凄い時期といえるかと思います。
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