お知らせ
斉藤由貴生は、本を執筆中のため、しばらくの間、短い文章でお伝えさせていただきます。新刊は、早ければ2021年12月頃に発売される予定です。
年次カレンダー5396G-011
小窓カレンダータイプの年次カレンダーの元祖は、WEMPEの限定モデルとして登場した、5125ですが、初のレギュラーモデルとなったのが、この5396です。
ただ、当初5396の文字盤には、1930年代のカラトラバをモチーフとしたデザインが採用。それはそれで魅力的なのですが、「少し変わったパテックフィリップ」という見た目ともいえます。
そして、デビューから4年ほどのブランクを経て、2010年に登場したのが、この5396-011。これは、WEMPE限定モデルのような方向性のデザインで、あえていうならば「パテックフィリップらしい」と感じられる見た目となっています。
そのため、人気モデルになりそうと思われるところなのですが、実はこれまで、中古相場は「ほぼ変化なし」といっても過言ではない状態だったのです。
実際、2016年⇒2020年の変化は以下となります。
2018年に一旦下落したものの、それは、いつでも380万円台といったところ。2016年相場も、2019年相場も、2020年相場もほぼ変化がなかったわけです。
そんな、5396G-011ですが、2021年の今、久々に「かなり目立った値動き」となっている様子。
5396G-011の現在水準は、なんと約481万円にまで上昇しているのです。
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パテックフィリップ年次カレンダー5396G-011の価格比較
時計名 | 状態 | 2020年10月の安値 | 期間 | 2021年10月の安値 | 変動した額 | 残存価額 |
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パテックフィリップ 年次カレンダー 5396G-011 |
中古 | ¥3,850,000 | 1年 0ヶ月 |
¥4,818,000 | 968,000 | 125.14% |