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現在相場考察

150万円台になった、GMTマスター2 16713茶金ベゼル

2021年11月28日更新
ロレックスのGMTマスター216713について斉藤由貴生が執筆。本記事では2020年11月の安値と2021年11月の安値を比較し現在相場を考察。この1年0ヶ月での変動は33万1000円の値上がりだった。

GMTマスター2 茶金ベゼル 3連ブレスレット 16713についての考察(2021年11月)

5桁世代まで、コンビ以上の専用色として設定されていた茶金ベゼル。青赤の豪華版ともいえるこの色は、海外でも「ルートビア」と呼ばれるように、それなりに知られている存在だといえます。

筆者としても、この色は個人的に好みで、以前コレクションとして所有していたことがあります。とはいっても、かつて、私がこの16713茶金を購入した際の価格は33万円程度。今となっては、考えられない価格だといえます。

実際、この17613茶金(3連ブレス)は、昨年11月の段階で、約123万円という水準。これは、「ライバル」ともいえる、5桁青サブよりも高い評価ですが、ここ5年ぐらいはそういった感覚があるといえます。

ちなみに、かつて私がこの1671333万円程度で購入した際は、16613のほうが高い相場でしたから、序列は見事に逆転しているわけです。

さて、そんな16713の茶金ベゼル(3連ブレス)ですが、2021年11月現在はどういった水準になっているかというと、約156万円という様子であります。

昨年11月が約123万円だったため、この1年間で33万円程度の上昇となったということになります。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2020年11月
の安値
2021年11月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
GMTマスター2
茶金ベゼル
3連ブレスレット
16713
中古 1年
0ヶ月
¥1,231,000 ¥1,562,000 331,000 126.89%

16713茶金ベゼルの値動きは、『1年で33万円程度』といったところであるため、他の腕時計と比べた場合、特筆するほど高いわけではありません。

しかしながら、この150万円台という16713茶金の現在水準は、かつてからするとびっくりするほど高くなっているわけで、実際、この1年間での上昇額=約33万円は、17年ほど前に私が購入したときの本体価格と“同じ”であるわけです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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