ムーンウォッチ、と呼ばれるようにNASA公式腕時計というブランディングが効いているスピードマスタープロフェッショナル。
ロレックスと比べてモデルチェンジスパンが短め、かつ同一モデルでもデザイン変化の激しいオメガの腕時計として、長らく見た目を変えずに生産され続けている時計です。
今でも新品で売られている3570.50のほうは、90年代後半の時計ブームの際においても現行モデル。
その頃現行だったロレックスエクスプローラ(14270)やデイトナ(16520)は2世代前のモデルとなっているので、それらと比べてもかなりの長寿モデルです。
さて、スピードマスターというと、
自動巻やら、手巻きやら、高いのやら安いのやら、なんだかいっぱいありすぎて分かりづらいのが難点。
ただし、それらは見た目が違うので腕時計が好きな人なら区別はつきやすいのです。
そして、ムーンウォッチといったらまさしくこの見た目の「スピードマスタープロフェッショナル」なのですが、これにもいくつかラインナップが存在します。
という違いがあるのです。
ちなみに、プラ風防+裏スケ(裏蓋はサファイアクリスタル製)という3572.50はすでに生産終了。
中古相場のほうは裏スケ仕様が20万円後半、普通の裏蓋が20万円前半といったところ。
ちなみに、かつての新品相場は20万円台前半といったとこでしたが、現在は30万円台半ばとなっています。
なお、
- 3570.50(NASA公式仕様。プラ風防、金属製裏蓋)
は世代が変わり、新たなリファレンス
となっています。
この新リファレンスのモデル、なんとAmazonプライムで注文可能。
ボタン1つで当日配送されるほど身近な時計です。
流通量が多いというだけでなく、高級腕時計としては「身近な存在感」が強すぎるとも言えるスピードマスタープロフェッショナル。
急激な値上がりが無い代わりに、急激な値下がりもない時計です。
ただ、2015年夏頃は一時的に値段が上がりました。
しかし、今年に入ってからはまた以前の相場に戻っているようです。
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