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2月水準よりも高値、オーバーシーズ42050/423A-8472

このオーバーシーズ42050/423A-8472はミディアムサイズの自動巻モデルですが、今年2月時点では約133万円で購入可能でした。

オーバーシーズの第一世代には、自動巻/クォーツ、男性用サイズとしてはラージ(約37mm)/ミディアム(約35mm)があるのですが、ラージとミディアムの自動巻モデルでも、2020年頃まで100万円以下という水準で購入できたわけです。

これは、雲上ブランドのラグスポとしては、かなり安い評価だったといえるわけですが、オーバーシーズは2021年から目立って値動きするようになった結果、これら第一世代も100万円以上という水準に上昇。

とはいえ、このミディアム自動巻は今年2月時点でも130万円台に留まっていたわけです。

そして現在、このミディアム自動巻は約199万円という水準になっているわけですが、これは他の雲上モデルとの相関からすると、自然な価格帯になったと感じます。

ちなみに、現在同じラージの白文字盤は約186万円となっているため、ミディアムのほうが高い状態であるのですが、第一世代オーバーシーズにおいてこのようなことは以前にも起こったことがあるため、特に珍しくはありません。

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●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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