今年4月以降、相場は全体的に『下落している』という印象があるわけですが、実は今でも上昇傾向となっている事例は少なくありません。
この5桁世代のノンデイトサブマリーナもまた、その例の1つなのですが、14060Mは昨年10月から今にかけて値上がりが続いている状態となっています。
14060Mの昨年10月水準は約108万円でしたが、現在水準は約122万円。14060Mが120万円台になったということに驚くわけですが、それと同時にデイト(16610)超えという様子でもあるのです。
本記事で参考とした中古腕時計
※広告が含まれる場合があります
本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2021年10月 の安値 |
2022年8月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
|
ロレックス
サブマリーナ 14060M |
中古 | 0年 10ヶ月 |
¥1,086,800 | ¥1,226,000 | 139,200 | 112.81% |
14060Mには、ノンクロノメーターの前期世代と、クロノメーター仕様となったモデル末期世代がありますが、14060M全体のボトム価格に位置するのはノンクロノメーターのほうです。
そして、このノンクロノメーターは、現行だった頃、最も安価なスポーツロレックスという位置だったわけで、当時の新品実勢価格は約28万円(税込換算)程度。16610は約37万円(同じく税込換算)でした。
それが今や14060Mの中古ボトム価格は約122万円となっているわけですから、凄い変化を遂げたことに驚きます。