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現在相場考察

120万円台になった、サブマリーナ14060M

2022年8月23日更新
ロレックスのサブマリーナー14060Mについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年10月の安値と2022年8月の安値を比較し現在相場を考察。この10ヶ月での変動は13万9200円の値上がりだった。

サブマリーナ 14060Mについての考察(2022年8月)

今年4月以降、相場は全体的に『下落している』という印象があるわけですが、実は今でも上昇傾向となっている事例は少なくありません。

この5桁世代のノンデイトサブマリーナもまた、その例の1つなのですが、14060Mは昨年10月から今にかけて値上がりが続いている状態となっています。

14060Mの昨年10月水準は約108万円でしたが、現在水準は約122万円14060M120万円台になったということに驚くわけですが、それと同時にデイト(16610)超えという様子でもあるのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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ロレックス サブマリーナ 14060M F SS メンズ 黒文字盤 仕上げ済 2004〜 美品

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年10月
の安値
2022年8月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
サブマリーナ
14060M
中古 0年
10ヶ月
¥1,086,800 ¥1,226,000 139,200 112.81%

14060Mには、ノンクロノメーターの前期世代と、クロノメーター仕様となったモデル末期世代がありますが、14060M全体のボトム価格に位置するのはノンクロノメーターのほうです。

そして、このノンクロノメーターは、現行だった頃、最も安価なスポーツロレックスという位置だったわけで、当時の新品実勢価格は約28万円(税込換算)程度16610約37万円(同じく税込換算)でした。

それが今や14060Mの中古ボトム価格は約122万円となっているわけですから、凄い変化を遂げたことに驚きます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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