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2023年4月13日更新

阿部泰治のパテック論 ~第154回~ 2022年新作モデル! 『ワールドタイム クロノグラフ』をご紹介!

先月開催していた還元祭”CTG(Commit ThanksGiving)Vol.9″。おかげさまでたくさんの方にご来店いただき、大変盛況となりました。この場を借りて改めてお礼申し上げます。今後もお客様方に最大限の還元が出来るよう努めて参りますので、次回以降の開催もお楽しみにお待ちいただければと思います。

さて、本日は2022年秋の新作で発表された話題のモデル『ワールドタイム クロノグラフ』が、早くも入荷してまいりましたのでご紹介したいと思います。是非最後までご覧ください!

【目次】
◆ 「Ref.5935A-001」 『ワールドタイム クロノグラフ』SS
◆ 「Ref.5930G-010」 『ワールドタイム クロノグラフ』18KWG
◆ まとめ

「Ref.5935A-001
ワールドタイム クロノグラフ』SS

2022年秋の新作モデルとして発表された、『ワールドタイム クロノグラフ』「Ref.5935A-001」。ケース経が39.5mmから41mmへとサイズアップされ、リファレンス(型番)も新たに「Ref.5930」から「Ref.5935」となりました。

色鮮やかなローズゴールドメッキのオパーリン文字盤はやはり美しいですね。中心部のカーボン調のデザインも非常に凝った作りとなっています。

スケルトンバックから眺めることが出来るのは、『ワールドタイム』にフライバック機能を搭載したムーブメント「Cal. CH 28‑520 HU」。

ケースサイズ(径:41mm/厚:12.75mm)を聞くと、「かなり大きくて重いのでは?」と思われるかもしれませんが、SS(ステンレススチール)ケースを採用していることで、重さもそこまで感じることなく、着用時のストレスが全くと言って良いほどございません。

ハンドステッチのトープ・カーフスキンバンドは、SS(ステンレススチール)ケース、サーモン調の文字盤にマッチし、クラシカルな雰囲気を醸し出しております。交換用で付属しているヌバック仕上げのカーフスキンバンドも、もちろん相性の良いデザインとなっていますので、気分で付け替え出来るのは良いですね。

保証書日付は2022年12月。ケースに付いた僅かなスレや、バックル部分に小キズこそございますが、着用感の少ない美品となっております。交換用のカーフスキンバンドは、若干の使用感がございますが、問題無くお使いいただける状態です。

気になる販売価格は、、、

と言いたかったのですが、本コラム掲載前に売れてしまいました、、、ごめんなさい!!!

初入荷となった話題のモデルということで、是非ともご紹介を!!と思ったのですが、やはり注目度は高かったようです。

ということで、ご期待いただいていた方々のために、今回はここで終わらずに同じ『ワールドタイム クロノグラフ』から「Ref.5930G-010」を簡単にご紹介いたします!

「Ref.5930G-010
ワールドタイム クロノグラフ』18KWG

2016年の新作として、18KWG(ホワイトゴールド)ケースに鮮やかなブルー文字盤を備えて登場した「Ref.5930G-001」。

モダンでクールな印象のこちらは、文字盤中心部のギョーシェ彫りが美しい幾何学模様となっており、思わず目を惹くデザインとなっています。ケース径39.5mm、リューズガードも無くスッキリとした1本は、腕への収まりも抜群に良いです。

豆知識ではありますが、2016年に発売された『ワールドタイム クロノグラフ』「Ref.5930G-001」は、2019年に「Ref.5930G-010」へと型番が変わり、その際に外周部の国表記が”HONGKONG(香港)”から”BEIJING(北京)”へとマイナーチェンジされております。

保証書日付は2020年。使用によるスレや小キズこそございますが、ノンポリッシュと思われるケース・バックルがしっかりとした印象の良個体です。未使用の純正アリゲーターベルトも付属し、販売価格が抑えられている点もオススメですね。

気になる販売価格は、7,997,000円(税込)

商品ページはこちら

仕事で海外を飛び回る方はもちろん、プライベートにおいてもスタイリッシュで使いやすいデザインとなっておりますので、オン・オフ兼用で使用可能なモデルをお探しの方は、一度お手にとってみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

2022年新作モデルの入荷ということで、既に販売完了となってしまった商品であるにも関わらず、「紹介したい!」という端的な想いだけで今回は書かせていただきました。(笑)

また、つい先日まで開催されていた”Watches and Wonders 2023 Geneva”にて【パテックフィリップ】の新作も発表されましたが、皆様はご覧になられましたでしょうか。

新作モデルたちは、今回ご紹介した「Ref.5935A-001」のように、実物を見るにはある程度の時間を要するかと思いますが、仮に入荷した折にはいの一番にこちらでご紹介させていただきますので、心待ちにしていてください!そして、2023年新作モデルを運良くゲットされた方、是非とも自慢しにいらしてください!!(笑)

ではまた!

●この記事の執筆者
阿部泰治
コミット銀座 店主 銀座著名店で長きに渡り高級腕時計を取り扱い、2016年1月、コミット銀座を創業。 ロレックスやパテック・フィリップをはじめとした希少品やコレクターズアイテムを多数扱う実績を持つ。 時計本来の価値、時価を判断し、委託手数料の業界最安値水準を確立。

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