去年の9月頃から活発な値動きが見られるようになったワールドタイム。
その第1世代にあたる5110は、2020年頃まで「2015年頃と大きく変わらず」という状況が続いてましたが、2021年からは徐々に上昇。そして、2022年9月からは「過去最高値更新」といったぐらいの激しい上昇が見られるようになったわけです。
そんなワールドタイムですが、5110のローズゴールドモデルである5110R-001はどうなっているかというと、現在約409万円という様子。
前回、この5110R-001をお伝えしたのは2020年2月でしたが、その際は278万円。現在水準は、それと比べると約131万円高という状態であります。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2020年2月 の安値 |
2023年6月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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パテックフィリップ
ワールドタイム 5110R-001 |
中古 | 3年 4ヶ月 |
¥2,780,000 | ¥4,099,400 | 1,319,400 | 147.46% |
この5110世代のワールドタイムですが、K18系は少し前まで、どれも300万円以下で購入可能という印象がありました。
しかし、現在では、5110R-001が約409万円という状態。以前とは異なる価格帯になっているわけです。
ただ、興味深いのは、現在このローズゴールドが最も安価な5110であるという点です。
YGの5110J-001は488万円、WGの5110G-001も同じく488万円となっている一方、この5110R-001は約409万円。
これまでの通例であれば、RGは“最も高い価格帯”に位置したわけですから、現在の5110相場では、ローズゴールドが驚くほどお得状態という印象にもなります。