ロレックスのオイスター系には、スポーツ系(サブマリーナ等)、ドレス系(デイトジャスト等)がありますが、オイスターパーペチュアルは“エントリー系”といったところだといえます。
長らく、ロレックスのエントリーを担うようなキャラクターにおいて、「中古相場が高値」となるような人気モデルは存在しなかったわけですが、そのような状況を打破したモデルが、この114300ダークロジウム文字盤だといえます。
今となっては、現行の124300など大人気モデル多々が存在しているため、オイスターパーペチュアルに“人気モデルがある”ということは当たり前ですが、この114300ダークロジウム文字盤登場まではそういった存在はなかったといえます。
さて、そんなダークロジウム文字盤でありますが、現在の様子はどうなっているかというと、約103万円といった状態。
前回、この114300ダークロジウム文字盤を取り上げたのはちょうど1年前ですが、その際の水準と大きく変わりないのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年8月 の安値 |
2023年8月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
オイスターパーペチュアル ダークロジウム文字盤 114300 |
中古 | 1年 0ヶ月 |
¥1,069,000 | ¥1,039,800 | -29,200 | 97.27% |
この1年で変化なしという状態の114300ダークロジウム文字盤ですが、他の114300と比較しても“高値”という状態でなくなっています。
というのも、現在114300全体のボトム価格に位置するのがこの記事の個体。かつてであれば、同じ114300でも、ダークロジウム文字盤は青文字盤、黒文字盤等と比べて“抜きん出て高い”という水準だったわけですが、今ではそれらと特に変わりない様子となっています。
こういったことから、ダークロジウム文字盤の現状は“元気がない”というように感じます。