51番は、1999年に登場した40mmのパネライ初のブレスレットモデルですが、黒文字盤の50番、青文字盤の69番らと3兄弟的な存在となっています。
これら3兄弟は、リーマンショック後といった時期でも中古相場が40万円台といった水準をキープ。当時、エクスプローラーの14270が22万円程度だったことを考えると、随分高い価格帯にいたわけです。
そして、アベノミクス以降も51番などの勢いは続き、先のように2015年水準は50万円以上という状態だったのです。
それが2016年からは、それまでとは違う値動きをするようになり、51番に限らずこういった世代のオーソドックスなパネライは全体的に停滞気味となります。
そんなパネライが近頃、久々に「元気な様子」を見せているわけですが、今回の51番の水準からもまた、そういった元気さを強く感じる次第であります。
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