先のように、233.30.41.21.01.001のデビュー時の新品実勢価格は、当時のオメガ相場としては高めという印象でした。
そのため、デビュー時から2018年にかけて、相場が下落するのは仕方がなかったといえます。
しかし、2018年から2024年にかけてオメガ相場は全体的に上昇。
今では、50万円といった価格帯は、オメガにとって「割高ではない」といえます。
そういったことから、233.30.41.21.01.001は上昇し、ついには『デビュー間もない時期の新品実勢価格よりも、数年後の中古相場のほうが高値』となったのでしょう。
この233.30.41.21.01.001というシーマスターは、ロレックス人気モデルのような値動きを果たしたといえます。
ただ、現在3570.50はボトム価格が約53万円という状況。それに対して、233.30.41.21.01.001は51万円ですから、3570.50に抜かされてしまったといえます。
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