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現在相場考察

過去2番目に高値、ミルガウス116400黒文字盤

2024年4月20日更新
ロレックスのミルガウス116400について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年12月の安値と2024年4月の安値を比較し現在相場を考察。この1年4ヶ月での変動は20万1900円の値上がりだった。

ミルガウス 黒文字盤 116400についての考察(2024年4月)

1年前の新作発表時に、再びの「シリーズ廃止」状態となったミルガウス。しかし、シリーズ廃止後に相場は変化することがなく、特に116400の黒文字盤については、スポーツモデルとして最も安価ともいえる価格帯に位置していたといえます。

116400黒文字盤は、2022年12月に約99万円に値下がりしていたのですが、それから長らく目立った変化がなく、ミルガウスのシリーズ廃止発覚前も後も「100万円ぐらいで買える」といった状態に変わりありませんでした。

そんな黒文字盤でありますが、今、久々に回復傾向という様子。

現在水準は、約119万円という状態で、前回お伝えした2022年12月水準に対して約20万円の値上がりとなっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年12月
の安値
2024年4月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
ミルガウス
黒文字盤
116400
中古 1年
4ヶ月
¥998,000 ¥1,199,900 201,900 120.23%

2021年以降に記事でお伝えした116400黒文字盤の相場は以下の通り。

  • 2021年2月の安値 ¥836,000
  • 2021年10月の安値 ¥1,031,800
  • 2021年11月の安値 ¥1,250,000
  • 2022年8月の安値 ¥1,130,000
  • 2022年12月の安値 ¥998,000
  • 2024年4月の安値 ¥1,199,900
  • こうしてみると、2021年においては『目立った上昇』となっていた様子があります。

    しかし、2022年からは値下がり傾向となり、その後はあまり値動きしないといった状態が長らく続いていました。

    それが今回、116400黒文字盤は久々に変化。現在水準は、2022年8月水準を上回る状態となっており、記事でお伝えした相場としては「過去2番目に高値」となっているのです。

    この記事の執筆者
    斉藤由貴生
    腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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