新品で買っても値上がり、というのに該当する腕時計はロレックスであれば2007年以前の5桁リファレンスが中心的存在。
一方このミルガウスは2007年に登場した6桁リファレンスモデルですので「新品で買っても値上がり」という枠組みの中ではかなり新しい部類に入ります。
ただしこの時計、2015年夏頃の相場は約60万円前後だったため、1年前に売却していれば“もっと値上がり”状態だったのは悔しいところ。
とはいえ、116400GVはかなり安い相場でも40万円台後半を維持しています。
通常モデルの白文字盤・黒文字盤は30万円台後半が最も安い相場。
ですから、116400GVの場合“かなり安かった時期”と“ロレックスが全体的に高い今”との差額が10万円未満と、今ロレックスを買うならかなりお買い得な部類に入るモデルなのです。
安かった時期との値上がり額が10万円を切るロレックスって案外少なく、ぱっと思いつくのは、
- ミルガウス116400GV(当記事のモデル)
- チェリーニ
- オイスターパーペチュアルデイト
ぐらいです。(2013年以降に登場した新作は除く)
“GV”でないミルガウスを含めてその他のロレックスはだいたい10万円以上の値上がりが当たり前。
よって、今ロレックスを欲しくなってしまったのなら過去相場を考慮するとお買い得に買うことができるのがこのミルガウスなのです。
ただし、腕時計投資で重要なのは将来の相場。なので、将来的にもっと値下がりしたら元も子もありません。
けれども、グリーンガラスのミルガウスというかつて150万円近くのプレミア価格でも買う人がいたほどインパクトの強いモデルをお買い得に買うことができるというのはやはり魅力的だと思います。
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