2010年と2016年で先程のロレックスとこのパシャがどうのように変化したかというと、
エアキング
14万円⇒27万円
青サブ
34万円⇒66万円
パシャ38mmクロノグラフ
36万円⇒29万円
という感じです。
2010年頃パシャより遥かに安かったエアキングは今ではパシャと同価格の腕時計に、青サブに至っては倍以上出さないと変えない高嶺の花となってしまいました。
ちなみに、このパシャ38mmクロノグラフ、27万円や28万円で販売されているものはすぐに売れてしまっています。
よってこの時計、それぐらいの価格だとかなりの「お買い得」時計として認めてらっしゃる方が多々いるということです。ですから、今ぐらいの相場で買っておけば、買って⇒楽しんで⇒同じような値段で売る、という楽しみ方ができるかもしれません。
確かに値下がりリスクはありますが、この時計の内容から見て、今が底値に近いと筆者は考えます。
38mmという当時としてはボリューミーなサイズ、美しいギョーシェ文字盤、そして裏スケ仕様の裏蓋から眺めることができるフレデリックピゲ製のムーブメント。これら要素が非常に高い所有満足感を提供してくれそうです。
定価100万円のカルティエが安く買える、ということだけでなく、これだけの内容の時計が20万円台後半で買えるというのは、間違いなくお買い得といって良いでしょう。
そして、何よりこの時計、所有満足感が高い時計を安く買えるというコスパ的な視点でもメリットがある1本だと思います。
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