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現在相場考察

520万円台にまで回復、カラトラバ5196P-001

2025年9月16日更新
パテックフィリップのカラトラバ5196P-001について斉藤由貴生が執筆。本記事では2024年11月の安値と2025年9月の安値を比較し現在相場を考察。この10ヶ月での変動は46万9000円の値上がりだった。

カラトラバ 5196P-001についての考察(2025年9月)

2004年に登場したカラトラバ5196系のプラチナモデルである5196P-001。

これまでの相場は、2022年11月の約657万円が最も高値で、それをピークとしてその後は下落した経緯がります。

650万円台となっていた時期のわずか4ヶ月後に、5196P-001は約448万円にまで下落。

ただ、それを底として上昇し、前回お伝えした2024年11月時点では約475万円に回復していました。

そして、それから今にかけても5196P-001は値上がりしている様子。

現在水準は約522万円といった状態です。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2024年11月
の安値
2025年9月
の安値
変動額 残価率
パテックフィリップ
カラトラバ
5196P-001
中古 0年
10ヶ月
¥4,759,000 ¥5,228,000 469,000 109.86%

2022年11月時点で650万円台となっていた5196P-001は、その後の下落によって、長らく500万円割れという状態が続いていたわけですが、ここにきて520万円台にまで回復したといえます。

ちなみに、同じプラチナ素材のロレックスデイデイト118206は、現在約502万円といったところ。ただ、そちらはブレスレットもプラチナであります。

デイデイトといえば、近頃過去最高値更新といった動きをしているわけで、118206が500万円以上となっているのも、初のことだといえます。

そういった要素を持つデイデイトに対して、革ベルトの5196P-001が118206よりも高値となっているのは、なかなか評価されているというように感じます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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