時計ブームが起こった当時、雑誌においても時計販売店のラインナップにおいても、最もオーソドックスなポジションだったこのシーマスター300m。
ダイバーズウォッチの定番としてサブマリーナと比べられることも多いこの時計ですが、新品時の実勢価格は15万円程度。
同じ時期、サブマリーナデイトの実勢価格は37万円程度だったため、同じ性能なのに半値以下で買えるというのが魅力的でした。
10時位置に付いたヘリウムガスバブルが本格的なダイバーズウォッチを彷彿とさせ、ロレックスの場合、サブマリーナより上位のシードゥエラーにしか同機能が備わっていないこともお買い得ポイントの1つでしょう。
今でもこの記事のモデル2531.80に近いデザインで最新モデルがラインナップされていますが、文字盤の波型デザインは省かれています。
また、現在のモデルはコーアクシャル脱進機搭載のムーブメントとなっており、その分実勢価格も約30万円と高めです。
2000年前後において、文字盤上の波型デザインは、120mにもGMTにも採用されていたシーマスターのデザインアイコン。
その波型デザイン文字盤を装備したこの2531.80は最もオーソドックスなシーマスターの形状という印象だけでなく、当時ジェームズ・ボンドの愛用腕時計としてスクリーンにも登場した存在なのです。
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オメガシーマスター300m2531.80の価格比較
時計名 | 状態 | 2014年8月の安値(ヤフオク) | 期間 | 2017年2月の安値(楽天) | 変動した額 | 残存価額 |
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オメガ シーマスター300m 2531.80 |
中古 | ¥160,434 | 2年 6ヶ月 |
¥148,000 | -12,434 | 92.25% |