PVDのパネライは格好良いのですが、PVD加工はハゲるという短所があるため、少しぶつけただけでも見た目に変化が生じてしまいます。
また変わり種枠として、単に色が違うだけというPVDよりも、低アレルギー性という機能を持ったチタンのほうが意義あると判断したのでしょう。よって、2000年に変わり種枠はPVDからチタンへと変化したのです。
けれども、PVDのカッコ良さには定評があり、いつの時代もチタンより遥かに高い相場です。
2010年の相場からPAM00001が値上がりした額は10万円ちょっとですが、このPVDモデルの値上がり額は20万円以上。
しかもこの記事の個体は、PAM00004の今の相場としては安いほうなので、実際はもう少し値上がりしているのです。
ロレックスの緑サブもそうですが、少しのデザイン違いが人気を生むモデルは“強い”傾向にあります。
よってこのPAM00004、2010年において55万円以上というかなりな高額状態でも実は買っても良かったモデルなのです。
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