マニュファクチュール化されるなどすると新品価格が高くなりますが、それは一時的な現象で数年で値下がり現象となってしまうモデルは多々あります。
しかし、このシーマスター15000ガウスは、その驚くべき性能と見た目のインパクトによりデビューから4年経った今でも高い価格を維持しており、単にマニュファクチュール化された時計とは印象が異なるのです。
けれども、オメガはこの15000ガウスに耐えられる耐磁モデルを他のアクアテラにも投入。
今では、この毒針のような秒針を持つ個体は特別とは言えなくなってしまいました。
よって機能的には、オンリーワンではなくなってしまったこのモデル。
今後の相場がどうなるか興味深い時計です。
実際、現状の中古相場と新品最安値の価格差が4万円程度という微々たる差になってきていることは無視できません。
とはいえ、初の15000ガウスモデルであるという点と、独特な見た目という強烈なキャクターにより、今後も人気モデルであり続けるのは間違いないでしょう。
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