2009年頃において、コンビの16613と16610はほぼ同じ相場だったため、その際“お得”だったのは16613。
そして、16613は現在最も安いモノでも65万円以上と16610より10万円程度高い相場となっています。
そのため、投資対象としては16613を選んだ方が正解でした。
しかし、16610の値上り額も27万円以上という水準であり、現在の相場は2009年の倍というほどです。
数が多く、希少性が全くないといっても過言ではない16610がここまでの値上り額となったのはとても驚くべき現象です。
これはオメガのスピードマスタープロフェッショナル(3570.50)も同様ですが、象徴的なほど強い人気があるモデルは数が多くても値上がりする傾向にあるのです。
なお16610は、数が多いだけに程度の悪いものも存在し相場の見極めが難しい時計。
程度が良くても90年代前半に製造された前期モデルは安めだったりするため、今回は後期モデルに分類されるY番同士で比較しています。
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