天然素材文字盤の場合、シェル文字盤のようにひと目見ただけで通常文字盤でないと分かるモノが多い傾向です。
しかしこのオニキス文字盤は、パッと見た感じではただの黒文字盤にしか見えません。
ただ、バーインデックスも秒の目盛りもない仕様のため、「高級なオニキス文字盤」ということが、さり気なく演出されているのがツボ。
そして、その雰囲気と特別感、そしてイエローゴールドと黒文字盤という色合いの魅力により、世界中で人気のある傾向なのです。
このオニキス文字盤の流通はあまり無い傾向ですが、デイトジャストよりデイデイトのほうが多い印象です。
それがここ1年ぐらいの間、デイデイトのオニキス文字盤は売り出されている個体が1本も無いというぐらいレアな状況となりました。
前回売り出されたのは2015年ですが、希少かつ人気のあるオニキス文字盤は、そこからいったいいくら高くなったのかと思ったら、意外にも20万円程度しか高くなっていませんでした。
とはいえ、デイデイト18238の通常文字盤仕様と比べるとオニキス文字盤は70万円以上高い状況です。
デイトジャストの場合、オニキス文字盤の付加価値は30万円程度でしたが、デイデイトとなると一気に70万円という水準になるのです。
ましてデイトジャストの場合2Pダイヤ仕様でも通常文字盤より30万円高いという水準にすぎないのが、デイデイトの場合はダイヤ無しで70万円高いという状況。
ですから、現状でもデイデイトのオニキス文字盤はかなり人気だと言えるのです。
割高と感じてもデイデイトのオニキス文字盤は魅力的に映り、もっと高くなってしまうような気もするほど魅力ある存在だと思います。
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