それは、たったの3ヶ月という間において約5万円の値上りをしているという点。
しかもこの値上りは、たまたまという感じではなく、全体的に値上りしているという印象です。
2012年から4年間かけてやっと5万円の値上がり状態だった116400GVが、たった3ヶ月で5万円値上がりするというのはとても驚くことだと思います。
しかし、GVでないほうの黒文字盤はどうかというと、なんと値下がり状態なのです。
既に生産終了となった116400が値下がり状態で、まだ現行モデルとして新品で手に入る116400GVが値上り状態というのはとても興味深い現象だと思います。
また、116400GVについては青文字盤も値上り傾向。
2017年3月頃、安いモノでは61万円程度で購入可能だった青文字盤は、現在68万円程度であるため、青文字盤に関しても短期間で5万円以上の値上がりとなっています。
生産終了状態である116400が値下がり傾向で、現行モデルである116400GVが値上がり傾向というのは、『生産終了』とか『グリーンガラス』というような付加価値要素が関係ないと考えられます。
例えば、ミルガウスが既に人気モデルである場合、これら要素の一つ一つが強いモノとなり、各仕様の違いで価格の変化が起きるでしょう。
しかし、今回値上りとなったのは、文字盤色に関係なく現行モデルに限られるのです。
よって、ミルガウスは依然として不人気モデルであることは変わりなく、今回の値上がりは人気が出たからというわけでは無い模様です。
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