1985年に出たST345.0809が高く、見た目がそっくりな3576.50が安いというのには理由があります。
その理由こそ3576.50に施されたわずかな差であり、この“差”こそが不人気要素となっているのです。
それは、
という要素。
これら要素は、1985年モデルに対するちょっとした近代化として正しく思います。
しかし、そのちょっとした雰囲気が市場では受け入れられず1985年モデルとはかけ離れた相場となっているのです。
この時計、サファイヤクリスタル+裏スケという内容ですから、ムーンウォッチというカテゴリにおける最高級仕様として登場させたのでしょう。
上から安い順に、
となり、ムーンウォッチというくくりの中で様々なモデルを展開するうちの最高級バージョンとという趣旨が分かります。
そして、現在の相場も上記同様の並びです。
しかし、以前はWGベゼルの3575.20より高かったのが、今ではそれより安い相場となっているのです。
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