今回の116710BLNRの値動きは、まさにこの10年のロレックスの値動きと共通する点があります。
2005年から2007年にかけて腕時計の相場はかなりの上昇傾向でかなり高くなっていたところ、2008年にリーマンショックが発生。一気に安くなったロレックスはロレックスブーム時よりも安い相場まで下落しました。しかし、2013年頃から回復し、その相場は2007年の状態を回復するどころか大きく超えています。
つまり116710BLNRは約1年で『値下がり⇒相場回復⇒さらに値上がり』ということを繰り返す現象となったのです。
116710BLNRは人気モデルとして注目される傾向でしたが、おそらく100万円を超えるという状態となったのは今回が始めてだと思います。
現在売られている中古の116710BLNRの多くは100万円以上という状況であり、かつてのように90万円台前半で売られている個体はありません。
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