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A番の注目度、ロレックスGMTマスター16700

2016年12月と比べて10万円の値上がり状態という立派な状態なのですが、実は16700全体が値上がりしているため、A番以外も値上がり状態です。

他の年式が70万円程度なのに対し、A番は3万円から4万円高いという状況となっています。

これはエクスプローラの14270も共通であり、最終品番のP番がこの数ヶ月で5万円程度値上がりしています。ちなみに、エクスプローラの場合、他のモデルの相場が変わっていないためP番のみが5万円値上がりした状況

確かにエクスプローラ14270のP番は、ロレックスブーム時にプレミア価格として大注目されていたモデルであるため、日本人にとってはインパクトが強い要素があるモデルです。しかし、「GMTマスター」の最終モデルという16700はそれよりインパクトがあるはずです。

よって、値上がり兆しを見せつつある16700の最終品番であるA番ですが、その評価は相対的に見るとまだまだ低い水準であるため、今後も大注目のモデルだと感じます。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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