そして今回、久しぶりに登場した5055G-001はなかなかの値上がり額のように見えます。
しかし、現状価格を他のモデルと比べるとコンプリケーションのパテックフィリップとしてはかなり安いほうで、あまり評価されていない傾向だと感じます。
5055は地味なモデルとして今でもあまり評価されていない結果、現在ステンレスのアクアノートと同水準という相場なのでしょう。
リーマンショック後にアクアノートは値下がりしたため、その頃のアクアノートと相対的に比べると今の価格は安いと感じます。また、2003年頃までアクアノートは100万円を切る価格で購入可能だったため、やはり現在アクアノートとほぼ同等というのはお買い得に思います。
この5055Gは、相対的に安いというだけでなく、パテックフィリップとしてはあまりないデザインという希少性、さらにそのデザインが魅力的という良い要素を含んだモデル。
良い要素があり、数がかなり少ない。それなのに安いのは、5055というモデルを認識している人が少ないからでしょう。
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