オーバーシーズがデビューしたのは1996年のことですが、その時代における雲上スポーツにはメンズサイズにもクオーツモデルが用意されていたという傾向があります。
ノーチラスには3900/1A、アクアノートには5064A、ロイヤルオークには56143STというクオーツモデルがありましたが、それらはいずれも機械式よりやや小さいサイズだったという特徴があります。
当時のノーチラスの3針現行モデルは約33mmでしたが、3900は約32mm。アクアノートにもラージとミディアムがありましたが、クオーツにはミディアムサイズしかなく、それはロイヤルオークでも同様です。
しかし、オーバーシーズだけは積極的にクオーツモデルを用意した傾向があり、ミディアムサイズだけでなく、ラージサイズにもクオーツがあったのです。
さらに用意される文字盤色も機械式と同様で、ピンクや白など多数の文字盤がクオーツにも存在しています。
そんなクオーツのオーバーシーズは、いつの時代も機械式よりやや安いというポジションに位置していたのですが、“ラージのクオーツ”と“ミディアムの自動巻”を比較した場合、どちらが高いかということは、一概にいえない傾向があります。
そしてそれは今も同様で、ミディアムの自動巻とラージのクオーツはともに60万円台半ばという同じような価格帯に位置している状況です。
ただ、2016年においてはクオーツのラージサイズがとても安く評価されていたことがあり、その時期と比べると“ラージのクオーツ”はなかなか値動きしたということになります。
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ヴァシュロンコンスタンタンオーバーシーズラージクオーツ白文字盤72040/423Aの価格比較
時計名 | 状態 | 2016年7月の安値(楽天) | 期間 | 2018年8月の安値(楽天) | 変動した額 | 残存価額 |
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