この時計が登場するまでパネライのブレスレットモデルは40mmにのみ存在しました。
その頃ラインナップされていた40mmのブレスモデルは、PAM00050、PAM00051、PAM00069の3種類が基本モデルでいずれもステンレススチール製です。
また当時のクロノグラフモデルにもブレスレットモデルが存在。当時は今と違ってクロノグラフは40mmにしか存在せず、エルプリ搭載の高級機でした。
そのため、クロノグラフのブレスレットはステンレスとチタンのコンビという凝った仕様となっていました。
そして44m初のブレスレットモデルとして登場したこのPAM00091は、それまで無かったチタン製ブレスレットを装備するモデルとして登場。
40mmに対して、44mmのブレスレットはチタンのみというラインナップは非常に分かりやすく、かなり考えられたラインナップだったと思います。
ですからこのPAM00091が登場した2001年において、パネライのラインナップはかなり分かりやすく整備されていたのです。
この頃、44mmブレスレットモデルはどちらかというと“変わり種”という扱い。そのため、2001年と2002年の2年間という短命なモデルとなっています。
近年では短命のレアモデルとして同じ時期の40mmブレスレットモデルより5万円から10万円ほど高いという印象。
しかし、2010年頃は意外なことに40mmブレスレットモデルと相場差ありませんでした。
特にPAM00050は43万円ぐらいだったため、このレアなモデルよりも高価だったのです。
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オフィチーネパネライルミノールマリーナPAM00091の価格比較
時計名 | 状態 | 2010年8月の安値(ヤフオク) | 期間 | 2017年1月の安値(楽天) | 変動した額 | 残存価額 |
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オフィチーネパネライ ルミノールマリーナ PAM00091 |
中古 | ¥399,000 | 6年 5ヶ月 |
¥518,400 | 119,400 | 129.92% |