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金無垢はステンレスの11倍高い頃もあった、金無垢サブマリーナ16618SG

すると、現在5桁リファレンスのSSサブマリーナデイトは約55万円ですから、11倍だとすると金無垢モデルは605万円というのがかつての適正価格。

さらに、上のモデルは文字盤にダイヤとサファイアが配置される、より高級な「SG」なので、もっと高いはず。

ちなみに、青サブの中古が38万円の時代に同じくコンビの「SG」は50万円台

つまり、ダイヤ&サファイヤがつくと、1.3倍高いはずなので、金無垢の16618SG786万円ということになります。

というのは、、

非現実的な話なのはあたりまえです。

いくらなんでも金無垢サブマリーナが600万円というのは今の常識ではおかしな話。

しかし、ここで重要な事が1つ。

金無垢サブマリーナ、しかもダイヤ&サファイヤの16618SGが188万円って安くないですか?

確かに、かつての相場より約65万円値上がりしています。

しかし、ノーチラスとかロイヤルオーク、そしてアクアノートステンレスモデル200万円するってのが当たり前の現在、それより安く金無垢スポロレが買えるのはお買い得、といって良いでしょう。

人気モデルって、みんな好きだからノーチラスとかロイヤルオーク買いたい気持ちもわかるのですが、かつてエクスプローラ(14270)が超人気モデルだった時に、ノーチラスを買っていれば、今頃100万円単位の利益が得られたって事もあります。

なので、200万円前後でステンレススポーツウォッチを検討している方、金無垢スポロレを検討してみるのはいかがですか?

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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