この114060に対しては、以前から「高いと思っても更に高くなる」と記事で記載していますが、今でもそれは変わらない様子といえます。

先に述べたように、サブマリーナノンデイトという存在は、かつてスポーツロレックスの中では最も安く買える存在でしたが、今ではエクスプローラー、エクスプローラー2、ミルガウスなどよりも高い価格帯に位置しています。

さらに5桁時代は廉価版という独特のキャラクター性があったため、それを考慮するとデイトはもちろん、GMT的機能が備わるエクスプローラー2より高いのは割高感があるとも感じます。

しかし、サブマリーナノンデイトの格好良さや、かつてのボンドウォッチであるという点からは、今のような価格序列でもなんら不思議ではないともいえます。

よって、かつての価格を考慮すると高くなったと感じるものの、時計そのものの魅力においては不自然でない価格帯に位置しているともいえるでしょう。