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カラーベゼルの穴場的存在、サブマリーナ116613LB

116613LBの前期文字盤はこの1年の間でもきちんと上昇していますが、その変動額は、他のスポーツモデルと比べると地味に映ります。

現行緑サブと比較すると、かなり弱いと感じるのは仕方がないといえるかもしれませんが、同じ世代のコンビと比較しても同様だといえるのです。

GMTマスター2116713LNは、2018年4月において約113万円という水準でしたが、2019年3月現在では約125万円。つまり、コンビの現行GMTマスター2は同じような期間で10万円以上の値動きとなっているのです。

緑サブや116710BLNRの人気が高いというように、近年ロレックスにおいて「カラーベゼル」という要素はとても人気が高い傾向があります。

けれども、コンビにおいては「黒ベゼル」のGMTマスター2のほうが値動きしているのです。

相場は116713LNより、この116613LBのほうが上であることは確かですが、その価格差は、ステンレスの『黒ベゼル 対 カラーベゼル』よりも弱いといえます。

カラーベゼルの人気が高い今において、この116613LBは、ロレックス現行スポーツにおける穴場的存在といえるかと思います。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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