近頃、ロレックスの人気モデルが目立って値下がり傾向となっていますが、その反面、パテックフィリップについては、依然値上がり傾向が続いているモデルが多い印象です。
そういったことに該当するのがノーチラスなのはもちろん、2019年に入ってから目立って値上がりとなっているアクアノートにおいてもそれは同様です。
アクアノートといえば、ノーチラスと同じスポーツモデルで、かつては同じような相場にいた一方、最近ではノーチラスと比べて、そこまで派手な値動きをしないという印象があったといえます。
特に現行世代においては、それが当てはまり、5167/1Aなどは、つい1年前まで2014年を下回る水準が長らく続いていたと感じます。
その際の水準は、どのようなものだったかというと、5167/1Aですら300万円以下という価格帯。ノーチラスが500万円台という時期でも、依然としてアクアノートは200万円台という水準に留まっていたわけです。
しかし、そんなアクアノートは2018年7月に2014年以上の水準にまで上昇。その後も、値上がり傾向が続き、とくに2019年に入ってからは派手な動きとなりました。
今や5167/1Aは、400万円台という水準にまで変化しているわけです。
そして、ラバーベルト仕様の5167Aについても、なかなかな値動きとなっており、4月時点では約367万円という水準に到達。
2018年8月時点では約278万円だったこの5167Aは、8ヶ月で88万円ほどの上昇となったのです。
そんな4月から4ヶ月が経過した今、5167Aの値動きは値上がり状態が続いており、その水準は398万円にまで到達。
ラバーベルトの5167Aも、4ヶ月で30万円以上の上昇となっており、ついに400万円近い水準にまで達しているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2019年4月 の安値(楽天) |
2019年8月 の安値(ヤフーショッピング) |
変動額 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
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パテックフィリップ
アクアノート 5167A-001 |
中古 | 0年 4ヶ月 |
¥3,672,000 | ¥3,980,000 | 308,000 | 108.39% |
2019年になってから、パテックフィリップの値動きが目立っており、特にノーチラスのコンプリケーションモデルや、アクアノートの値動きが目立っていると感じます。
ノーチラスのコンプリケーションモデルは、ステンレスでも複数のモデルが1000万円以上という水準い到達。また、アクアノートでも、それまで300万円台という水準から脱することがなかった5167Rが500万円台となっているのです。
そして、この5167Aも今や398万円というボトム価格となっており、2018年までの印象とは全く異なる価格帯にまで変化しているといえます。
実際、ちょうど1年前の2018年8月において、この5167Aは約278万円という水準だったわけですから、1年という期間では120万円もの上昇となっていることになるのです。