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値下がりといえる状況、デイトナ16520白文字盤

16520は2016年12月以降、目立った値上がり傾向となり、中古腕時計の相場全体を牽引する存在といえるほどのインパクトがありました。

ただ、2017年夏頃に200万円前後となって以降は値動きが停滞気味となり、その時期から「牽引する」というポジションをノーチラス5711/1Aに取って代わられたという印象があります。

そんなノーチラス5711/1Aは、ロレックスの現行世代と同様、夏過ぎから値下がり傾向となっていたわけですが、16520のほうははっきり値下がりといえる状況ではなかったのです。

それが今回16520分かりやすく値下がり状態となったため、これまで相場を牽引する動きをしていたモデルが、いずれも値下がり傾向となったということになります。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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