2018年から目立って上昇傾向となった15400ST。この銀文字盤は、最もよく見かけるバリエーションの1つだといえます。
15400STの中で最も相場が高いのは、ブティック限定の青文字盤ですが、それは特殊なキャラクターといった要素もあるため、「15400STの代表的な文字盤色はなにか?」という問に対しては、この銀文字盤が答えにふさわしいかもしれません。
そういったことから、筆者は長らくこの銀文字盤の相場に注目しているのですが、2017年まで130万円前後といった水準に位置していました。それが、2018年からは数ヶ月で数十万円単位といった値動きをするように変化したのです。
そういった意味では、この15400ST.OO.1220ST.02は2年ほど前からいわゆる「王道的な人気モデル」というキャラクターになったといえるのですが、中古相場からもそういったことを感じます。
なぜなら、このモデルはロレックスGMTマスター2やパテックフィリップノーチラスが値下がりした2019年夏過ぎにきちんと値下がりしていたからです。
その頃、15400ST.OO.1220ST.02は15万円程度の下落。2019年8月に265万円だったのが、2019年10月には約249万円という水準だったのです。
そして今、この15400ST.OO.1220ST.02は、258万円という水準になっているのですが、このような値動きもまた、人気モデルと同様と判断することができるのです。
なぜなら、これは2019年10月水準に近くなっている一方、ピーク時水準までの回復となっていないからです。
筆者が確認した限り、15400ST.OO.1220ST.02のピークは2019年7月だといえますが、その際この時計は278万円でした。
ですから、現在水準はまだまだその水準に遠く、下落時よりやや回復といった水準にとどまるわけです。
オーデマピゲロイヤルオーク15400ST.OO.1220ST.02の価格比較
時計名 | 状態 | 2019年10月の安値(楽天) | 期間 | 2020年4月の安値(ヤフーショッピング) | 変動した額 | 残存価額 |
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オーデマピゲ ロイヤルオーク 15400ST.OO.1220ST.02 |
中古 | ¥2,498,000 | 0年 6ヶ月 |
¥2,580,000 | 82,000 | 103.28% |