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2020年の様子、タンクフランセーズW51002Q3

タンクパシャといえば、もともと重厚な印象があったといえますが、90年代後半に、そういったイメージを払拭するかのようなカジュアルなモデルが登場しています。

その1つが、まさにこのタンクフランセーズなのですが、若々しいモデルといった印象があり、2000年前後といった時代には、パシャCと同じようなキャラクターで多くの時計ファンに受け入れられていたように感じます。

ただ、パシャCと比べると、タンクフランセーズの男性用サイズはややマニアックだったといえ、2000年当時でも、パシャCほど売られている姿を目にすることはあまりありませんでした。

また、その実勢価格もパシャCよりも高く、少し上級なカルティエといった印象があったようにも思います。

そういったことは、文字盤からも感じるのですが、タンクフランセーズのLMサイズはギョーシェ仕様。これは、パシャだと「パシャC」には採用されておらず、上級モデルの「パシャ38mm」への採用となるわけです。

そういったことからか、中古相場もパシャCよりも高い傾向があります。

では現在タンクフランセーズのLMサイズはどういった水準なのかというと、約19万円。これは、2017年水準よりも3万円ほど安いのですが、それでも現在におけるパシャCの水準よりも高い印象です。

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カルティエタンクフランセーズW51002Q3の価格比較

時計名 状態 2017年5月の安値 期間 2020年5月の安値 変動した額 残存価額
カルティエ
タンクフランセーズ
W51002Q3
中古 ¥228,000 3年
0ヶ月
¥194,700 -33,300 85.39%
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