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1年前とほぼ変わらない、スピードマスター3594.50

3570.50は、流通数がかなり多いというハンディがあるにも関わらず、2018年8月に30万円台となったわけで、それなりに値動きする傾向があります。

それに対してこの3594.50は、3570.50よりもずっと数が少なく、「復刻版」という特徴も兼ね備えています。さらに、3570.50と内容はほぼ同じであるわけで、3570.50よりも上の価格序列となっていても不思議でない存在なのです。

しかしながら、3594.50はあまり評価されていないわけで、値動きもしない傾向があります。

なお、2017年以降の水準としては、2018年1月を例外とすると、ほぼすべての時期で25万円前後といった評価となっています。

2018年1月においては、約29万円というように「もう少しで30万円台」といった様子だったのですが、その後値下がりして長らく26万円程度がボトム価格となっているわけです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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