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2ヶ月で約32万円の下落、デイトナ緑文字盤116508

116506は2020年2月⇒5月の変動額が24万円の値下がりであるのに対し、この116508緑文字盤は約32万円の下落です。また、116506よりも116508のほうが価格帯が安いため、比率的にもより大きな下落幅だといえます。

筆者の個人的な印象としては、116506より116508緑文字盤のほうが、最近の流行といった要素が強い印象を感じますが、このようなキャラクターのロレックスは「安くなったり、高くなったりする」といったように、値動きが活発な傾向があるように思います。

そういった意味では、今後も目立って安くなるとも高くなるともいえるわけで、どうなるか興味深い存在であります。

このことからいえるのは、“急激に安くなったから”といって人気が無くなったわけではないこと。また、”目立った上昇をしたから”といって安心することができないということだと思います。

逆にこのモデルにとって「意外性」を感じるのは、”値動きしなくなった”という状況だと思いますが、もしもそうなった場合、どう評価するかが困難となるのではないでしょうか。

ですから、今のように目立った下落をしている状況は、116508緑文字盤としては、ある意味”健康な値動き”といえるかと思います。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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