腕時計投資新聞

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2020年7月27日更新

記事で紹介した116520、今売ったならいくらになった?

ということで、116520を2016年に購入したならば、『4年間つけて楽しんで⇒45万円も高く売れる』となるわけです。

2016年に出した私の著書「もう新品を買うな!」では、“通常人はモノを買うとき、その価格だけを見るが、重要なのは『いくらで売れるか』。”といいました。

つまり、モノの値段の本質は「購入額 ― 売却額 = 消費額」であるわけですが、この116520の場合、45万円ものプラスになったわけで、消費ではなく投資だったことが分かります。

なお、腕時計投資に対して、決まりきった批判として「オーバーホールは?」ということがありますが、規定通り3年に一度オーバーホールしたとしても、45万円の利益から数万円が引かれるだけ。つまり、大きなプラスであることに違いはありません。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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