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5065に追従しない動き、アクアノート5066/1A

5065/1Aが派手な動きをした一方、あまり動いていない5066/1Aに対してお得感があるというのはすんなり理解できることだといえますが、そのような現象が起きている場合、数ヶ月程度で補正されるというのが多いと感じます。

けれども、5066/1Aに関しては5065/1Aに追従する動きとはならず、5065/1Aが派手に上昇してから1年以上が経過した今でもそれほどの値動きとはなっていないのです。

しかしその一方、アクアノートには気になる動きがあります。

それは、第1世代、第2世代を問わず、ラバーベルトモデルが全体的に高くなっているという点です。

これまで、アクアノートといえばブレスレットが最も人気。ラバーベルトでも、例外的に人気があると感じたのはトラベルタイムの5164Aぐらいという印象でした。

けれども今では、5167Aなど3針のラバーベルトが軒並み高くなっている様子があります。

そういった意味では、アクアノートの人気要素は「ブレスレットからラバーベルト」と変化したといえるのですが、筆者としては、未だ「ブレスレットは魅力的」という感覚があります。

なお、第一世代のアクアノートは、同じデザインが今でも女性用として現役ですが、ブレスレットはありません。

現行世代の事例でも、ブレスレットは5167/1Aしかラインナップされていないわけで、やはりアクアノートのブレスレットはレアという印象があるといえます。

特に第一世代のブレスレットの独特な形状は魅力的だと感じるため、「ブレスレットよりもラバーベルト人気が高い」といえる今の時代においても、その輝きは失われていないと筆者個人的には思うのです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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