この116400白文字盤は、2017年春頃の時点では40万円台後半といった価格帯で狙うことができたわけで、アベノミクス以前の相場と大きく変わっていない「珍しいロレックス」という側面がありました。
しかし、今やこの白文字盤は約86万円というボトム価格に達しているわけですから、2017年水準とは随分異なる価格帯に変化したといえます。
ミルガウスは他のスポーツモデルと比べて、あまり値動きしない印象がありますが、この4年に関してはじわじわと値上がりした結果、それなりに上昇した様子だったといえます。
ただ、こういった値動きは、2017年頃までにみられた「ミルガウス特有の“変な相場”」から、「普通の値動き」に変わってしまったともいえます。
以前の記事でもお伝えしたように、ミルガウスの値動きには、なにかと「伝説」があるわけですが、「じわじわと上昇」というこのところの値動きは、それとは遠いといえます。
ですから、現在の116400、116400GV(黒)の値動きは、「値上がりして優秀」といえる側面がある反面、「ミルガウスらしくない」とも感じられてしまうわけです。
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