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ノーチラス 5740/1G-001
2018年にノーチラスのグランドコンプリケーションモデルとしてデビューした5740/1G-001。
このモデルには永久カレンダーが搭載されているわけですが、こういったグランドコンプリケーション機構がノーチラスに採用されたのは初だといえます。
ノーチラスがデビューしたのは1976年ですが、2004年まで、一切コンプリケーションモデルを展開することがなかったのが、2005年以降、コンプリケーションが増加。最終的にこの永久カレンダーにまで至ったといえます。
高価となる腕時計の三大要素といえば、
でありますが、その一角である永久カレンダーとノーチラスの組み合わせは「すごく高い」というイメージになります。
ちなみに、2016年には、ノーチラス40周年を記念して、プラチナ3針の5711/1P-001とWGクロノグラフの5976/1G-001というスペシャルなモデルが出ているため、それらとともに『三大スペシャルノーチラス』といった印象があるのが、この5740/1G-001だといえます。
そんな5740/1G-001ですが、まだ5711/1A青文字盤が1000万円以下(当時は800万円ぐらいでも、だいぶ高くなったという感覚)だった時期に、2480万円という中古相場となっていました。
やはり永久カレンダーだけあって、圧倒的に高い価格帯に位置していたといえるわけですが、2022年の今はどうなっているかというと、約4078万円という様子。2年8ヶ月前よりも1600万円近く値上がりしているのです。
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パテックフィリップノーチラス5740/1G-001の価格比較
時計名 | 状態 | 2019年12月の安値 | 期間 | 2022年8月の安値 | 変動した額 | 残存価額 |
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パテックフィリップ ノーチラス 5740/1G-001 |
中古 | ¥24,800,000 | 2年 8ヶ月 |
¥40,788,000 | 15,988,000 | 164.47% |