2021年にパシャCが動き始めてから、値動きするモデルが多くなっているカルティエ。
特に90年代中盤から2005年頃までのモデルが値上がりする傾向があり、パシャC以外ではパシャ38mmやサントスガルベなどが“目立った上昇”となっています。
ただ、それらが値動きする一方で、同じ世代のタンクフランセーズに関しては、これまで「あまり値動きしない」という状態が続いていました。
タンクフランセーズのLMサイズであるW51002Q3は、今年4月時点で約21万円となっていたのですが、それは2017年5月水準と“ほぼ変わらない”状態だったわけです。
しかし、それから8ヶ月が経過した今、なんとタンクフランセーズにも大きな変化が起きているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年4月 の安値 |
2022年12月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
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カルティエ
タンクフランセーズ W51002Q3 |
中古 | 0年 8ヶ月 |
¥218,000 | ¥298,000 | 80,000 | 136.70% |
W51002Q3は、長らく21万円程度といった水準が続いていましたが、現在水準はなんと約29万円。
さらに、2番目に安価な個体は30万円以上となっており、4月とは明らかに違う様子となっているのです。
今回、タンクフランセーズ(3針自動巻、男性用)が値動きしたことにより、90年代カルティエの代表的なモデル(当時の売れ筋モデル)が全て評価されるようになったといえるかと思います。