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2016年11月12日更新

ロレックスデイデイト118209、過去相場と比較して値上がり比率が低い

5桁リファレンス時代のデイデイトが130万円台といった現在の相場において、それより約20万円ほど高い6桁リファレンスのデイデイト。

しかし、過去相場を考慮すると、

  • 5桁リファレンス=60万円台
  • 6桁リファレンス=130万円台
  • なのです。

    よって、かつての相場と比較すると“お得”だと分かるのがこの6桁リファレンスモデル

    確かに5桁リファレンスより高いという印象がありますが、現在70万円以上が当たり前の青サブが40万円以下で買えた時代の相場と約13万円しか変わらないのです。

    確かに13万円値上がりしているのですが、値上がり額ではなくて比率を考えると、おトクな水準でしょう。

    比率で考えると、同じ値上がり額でもエアキングとデイデイトの場合、エアキングは2倍となってしまいますが、デイデイトの場合は本体価格の10%程度が値上がり額となります。

    ただし比率を重視しすぎると、「エアキングを10本買うのが正解」ということになりかねないため、普段はあまり値上がり率で考えないほうが“楽しみ”という要素が残ります

    けれども高値という印象の中で何か買いたい場合、この“値上がり比率”で考えるのは良いかもしれません。

    最近はデイデイトの値動きが激しく、今後もしかしたら値上がりすることもあるかもしれません。

    けれども、スポーツモデルでもないデイデイトに関して値上がりすると考える人はあまりいないでしょう。

    しかし、“儲かる”という方向ではなく、実質10万円程度で豪華なデイデイトを楽しむという考えの場合、この118209という選択は非常に良いと思います。

    ●この記事の執筆者
    斉藤由貴生
    腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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