昨年におけるこの腕時計の相場は約360万円。
いくら金無垢だからといはいえ、ブレスレットモデルでもなくシンプルな3針のアクアノートがプチコンプリケーションよりも遥かに高い水準で取引されていたのです。
確かに、金無垢アクアノートはローズゴールドの色合いや専用色のラバーベルトが魅力あるモデルですが、それに対して360万円というのはちょっと高いという評価になるのは仕方がないと思います。
また、同じく人気モデルのノーチラスの場合、3800の金無垢モデルは現在でも200万円台前半で購入可能。
いくら魅力があるとはいえ、本体だけでなくブレスレットまで金無垢のノーチラスよりラバーベルトのアクアノートが100万円以上高いというのは、ノーチラスがお買い得であると同時にアクアノートが高すぎるという評価にもなるでしょう。
よって、昨年と比べて60万円以上の値下がりとなっています。
近年、金無垢アクアノートで最も希少とされ高値傾向なのは、ブレスレットタイプの5065/1Jではないでしょうか。
ただ5065/1Jはあまりにも個体が少ないため、売っている個体がなく価格を調べることも困難です。
それに対してこの5067Rは個体が多いため、昨年と比べて60万円以上下がった現在の水準でもまだまだ“高い”という感じがします。
かつて、金無垢アクアノート自体が希少、そしてラージサイズ(5066に対して5065)はより希少とされました。
しかし、今となってはラージの金無垢が数多く流通し、価格も高い水準です。
ちなみに、5167Rより数が少ない初代アクアノートの金無垢ラバー仕様5065Jは60万円ほど安く購入可能です。
よって、今金無垢アクアノートを買うなら、より安くより数が少ない初代モデルが良いと感じます。
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