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腕時計特集

パンプキンダイヤル&バキバキケースが魅力!トリプルシックス!!シードゥエラー 16660 83年 オールトリチウムのご紹介!

2025年1月14日更新

こんにちは!

コミット銀座の金子でございます!
本日はシードゥエラー/トリプルシックスのご紹介です。

ロレックス シードゥエラー トリプルシックス オールトリチウム
Ref.16660 Serial.82番台(1983年頃製造)
Cal.3035 ハード溝無ブレス93160/FF592 クラスプコード I11
付属品:箱
店頭販売価格 1,595,000円(税込)

1981年頃登場の2世代目シードゥエラー”Ref.16660

6が3つ並ぶ型番から通称”トリプル・シックス”と呼ばれているモデルでございます。

初代シードゥエラー”Ref.1665“からの主な変更点は、

○風防がプラスチックからサファイアクリスタルへ変更。
○ヘリウムガス・エスケープバルブを大型化することで1220mの防水性能を実現。
○ベゼルは逆回転防止へ変更。
○キャリバー変更に伴い日付のクイックチェンジが可能になる。

になります。

今回ご紹介のモデルは後期型の『フチあり』モデルです。

Ref.16660サブマリーナ Ref.5513やRef.16800GMTマスターRef.16750同様、
インデックスにフチがない『フチなし』とメタルのフチがある『フチあり』で
前期・後期と分かれます。

さて!!今回ご紹介の個体はトリチウム夜光が見事に焼けたパンプキンダイヤルでございます。

いかがでしょうか?この強烈焼け!!かっこいいですね~。

フチありトリプルシックスの中でも、
ここまで焼けが強い個体はなかなかお目にかかれません。

こちらは16610サブマリーナーデイト/トリチウム個体(右)との撮り比べです。
このように比べるとご紹介の個体の焼けの強さがお分かりになりますでしょうか。

ダイヤルはキレイにマット調のエイジングが全体的に入っており、
80年代の個体の中では非常に印象が良い個体です。

夜光はオールトリチウム。
針夜光もキレイな焼けが入っており雰囲気は抜群です!

状態は全体的に使用キズがございますが、
ケースコンディションが良くオススメです!!

ミドルケースは太く、エッジがしっかり立った素晴らしい状態です。

ラグ足のヘアラインもキレイな状態ですね~。
キレイな仕上げが入っております。

バックルクラスプコードはI11。

年代の合ったブレスは多少ヨレがありますが特に雰囲気は損なわれておりません。
80年代の個体になりますので、逆にこれも味ですね!!

この個体、よく見るとFF番号が反転して刻印されているんですよね。

エラー発見!!

個人的に面白いな~と感じたポイントでした。

最後にリストショット!!
武骨でカッコイイ80年代のシードゥエラーをお楽しみ下さい!!

シードゥエラー トリプルシックス Ref.16660/1983年
強烈に焼けたパンプキンダイヤルにバキッとしたケースが魅力的なオススメ個体です!
このような魅力的なダイヤルはいざ探すとなかなか出てきません!!
弊社提携工房にてオーバーホールも完了しております。
雰囲気抜群のトリプルシックスをお探しのお客様、
是非ご検討宜しくお願い致します!

この記事の執筆者
金子剛
高級腕時計専門店 コミット銀座 エグゼクティブアドバイザー / 鑑定士歴:2005年~現在

43歳 埼玉県出身

大学卒業後に某ブランド買取・販売店に就職。各種ブランド品を幅広く見ている中で、高級腕時計の虜に。とりわけ、ヴィンテージロレックスの奥深さに感銘を受ける。
その後、業界で名の挙がっていた阿部氏に憧れを抱き、コミット銀座に転職。毎日欠かさずに、国内市場の動向をチェックし、主要な海外オークションに関しては直接足を運ぶなど、多くの時計を見ることで経験を積み、業界屈指のヴィンテージロレックスの知識を有する。
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