近頃、K18モデルの上昇が、以前にも増して目立っている様子をお伝えすることが多いですが、特にブレスレットモデルの伸びが凄いといえます。
しかしながら、そういった最中ヨットマスターの16628は値下がりしている様子。
16628白文字盤は、去年の11月時点で、他のK18モデル同様「目立った上昇」が見られ、約392万円という水準に達していました。
その時点では、400万円近い水準ともいえたため、16628は「ようやくK18モデルらしい相場になった」といえたのですが、現在では約349万円で購入可能といった状態。
現在水準は、2024年6月とほぼ同様でありますが、これは去年11月の「上昇分」が失われたといえます。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2024年11月 の安値 |
2025年2月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
ヨットマスター 16628 白文字盤 |
中古 | 0年 3ヶ月 |
¥3,927,600 | ¥3,498,450 | -429,150 | 89.07% |
16628の白文字盤は、この数年間「K18スポロレ最安」といった相場になっており、2021年7月時点でも300万円未満といった水準でした。
2022年7月には300万円を超えたのですが、それでも他のK18スポーツロレックスと比べると、頭一つ安いといえた相場だったといえます。
ただ、2023年5月になると16628は「過去最高値更新」という相場に上昇。
その時点で348万円となったのですが、それでも同世代のK18モデルと比べると安価だったのです。
それが去年の11月に16628白文字盤は約392万円にまで上昇。
その頃における同世代K18モデルは、サブマリーナー16618が約406万円だったため、ようやく「他のK18スポロレ並の相場になった」といえたのです。
しかし今、16628白文字盤は350万円前後に戻ってしまったため、再び「他のK18スポロレよりも頭一つ安価」といった状態だといえます。
ちなみに、16628白文字盤は、ボトム近辺の3個体を除くと、その他は400万円以上となっていますが、現在408万円で売られている個体は、「裏蓋シール(16628記載)が残っている」というかなり程度が良さそうなもの。
400万円以上となっているのはそういった個体であるため、現在16628は去年の11月水準に対して約42万円安と判断した次第です。