パテックフィリップのアクアノートもそうですが、ある時期をピークに値下がり傾向となった時計が時計がいくつか存在。
アクアノート5167の場合、最も高かったのは2014年ですが、ランゲ1の場合は2015年ということになります。
一方、デイトナやシードゥエラーなどスポーツロレックスは全体的に2014年や2015年よりも高くなっていますし、パテックフィリップノーチラスの5712に至っては2015年と比較して80万円も値上がり傾向。
つまり、腕時計は株のように値上がりも値下がりもするのです。
これこそ、まさしく投資対象として機能しているということであり、面白さでもあるのです。
ランゲ1は、ある時期によっては100万円の値上がりですが、今回の例のように、違う時期では80万円という値下がりにもなります。
ランゲ1というと時計自体もパテックフィリップ並かそれ以上というように評価されている存在。
それでいて数も少なく、値上がり傾向だったことから、年を追うごとに値上がりしているとイメージしてしまいます。
しかし、きちんと相場を見てみると、2015年より80万円も値下がり状態なのです。
そして、この80万円安くなったということをどう評価するかもまた面白い点。
かつて、安くなったからといって売ってしまったら、その後再度値上がりして後悔した人も見かけました。
そういう事例もあることから、どう判断するかはかなり難しいところだと思います。
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